|    無題日記 |
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2006/11/19(Sun)
ものをつくっていて、ゆるむことはない。それはいまはそれしかわからんかったりできんじぶんがいるからだ。でもまたあしたやるんだ。ゆるまん。またあすやるのだ。あすというひがきてくれることにかんしゃしてゆるまんのだ。
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|    都は |
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2006/ 8/31(Thu)
ギターを持って246なる道を歩いていると道沿いで縄跳びをなさっている方とでおうた、何を為さっているのですか?と問うと縄跳びをしているのですよと返された。その方が何を為さっているのですか?というものだから、ギターを運んでいるのですよと答えるとその人はそうですかと縄跳びを続けていた。都は何かすえた余りいい匂いのしない街だ。
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|    ロバ興味 |
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2006/ 8/20(Sun)
人から、犬は好きかと問われた。なるほどわたしゃ犬は好きだ。好きだと答えた。と人は猫は好きかと尋ねた。犬程はと思いながらも顔見知りの猫なら好きだと答えた。ならばロバは?と問われた。ロバは見知ったり出会したりしない、ロバの事を今私は好きなのか考えた。結論は出てないものの、ロバに興味をもった。
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|    つまらなき犬の話 |
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2006/ 8/11(Fri)
私の家の近くに飼い犬がおるのですが、暑い日が続いたではないですか、なので飼い主の奥さんがタライに水をはり犬に入水するよう薦めておりました。しかし犬は前足を踏ん張り入水を拒み、頭だけをタライに近づけ中の水をピチャリピチャリと舌を這わせ呑んどりました。苦戦する奥さん。私はこの状況でこの場を後にしたのですが、再び帰り道この場を通りますと全身しっとりと濡れた犬が空になったタライの側におりました。強欲だぞ、人間。
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|    眼鏡男 |
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2005/ 1/14(Fri)
『みえ〜る。みえ〜る。』眼鏡男は呟く。しかしそう言っている男に視線を向けられると男、口を噤む。ごくごく親しい人に男は言ったらしい。今年は新しいのに眼鏡をかえると。 |
|    記す男 |
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2005/ 1/14(Fri)
『今日はがいこくじんの翁に話しかけられた。翁はがいこくじんなのに、いっしょうけんめい、にほんごをはなそうとしていた。にほんだんじとして翁にしつれいがないよう、こちらもにほんごではなした。はなしをおえて翁はアリガトウといった。翁のなまえをきかなかったことをあとになって後悔した。』
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|    ポラ男 |
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2004/12/28(Tue)
写真機を手に手当りしだいシャッターを切る。駄作だとその場にポラロイドを投げ捨てる。すかさず傍にいる猿がそれを拾う。猿はぐしゃぐしゃに丸められたポラロイドひらげる、気に入るとポケットにしまい込む。猿は写真が沢山入った男のポケットを見つめながらひたすら後をついてゆく。 |
|    先取り男 |
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2004/11/16(Tue)
早朝、鬼の面をかむった男が歩いてくる。私に桝を差し出す。中には炒った豆が入っていた。『ぶつけて下さい』と男は言う。ひとつまみ豆を掴んで、面をかむった男に投げる。ハラハラと音をたて地面に落ちる豆。すると男は『アンケートにお答え下さい』と用紙を私に差し出した。そこには、来年の節分に向けての細かなプランが二択形式で質問されていた。私がアンケートに記している間、男は地面に落ちた豆をひたすらひらっていた。 |
|    割烹男 |
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2004/11/13(Sat)
割烹な出立ちで男が厨房に立つ。胡瓜が三本、ツナ缶、南瓜が一個、茄子、玉葱が各々一つ、それにケチャップ、鰹節、お酒にごま油。それらの食材を一望し男は突如一気食いした。すべてを腹の中に納め、筆をとり、半紙に『創作料理』と記し、早々に床についた。 |
|    やる気にさせる男 |
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2004/11/11(Thu)
やる気にさせる男が河川敷を走っている。フードを目深にかむり、首元にタオルを巻いて黙々と走っている。同じ河川敷、男の前を自転車に乗りマメ柴を散歩させている御婦人が走っている。マメ柴は目線を落とし自転車と平走しながら黙々と歩みを進めている。と、男がマメ柴と御婦人をとらえ、脱兎のごとく抜き去ったその瞬間、マメ柴は雷鳴に撃たれたかのごとく、突然それまでの四足歩行から、二足歩行へと切り替わり前を向き前足を前後に大きく振りながら力強い二足歩行を続けた、驚く御婦人。遥か前方にはやる気にさせる男の後姿が見えた。
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