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   メメント・モリ
2008/ 8/ 7(Thu)
毎年のように書いているタイトルだが、やはり今年も書くのだ。
メメント・モリとは「死を想え」というラテン語だ。
広島や長崎や沖縄や東京大空襲や南京大虐殺や靖国やまぁ書きたいことはあるのだが、今日は赤塚不二夫について書きたい。
というか弔辞を読んだタモリについて書きたい。
ひとつひとつ、ことばを選ぶように語られたその弔辞は白紙であった。想いの込められた一言一言はすべてアドリブであったのだ。それは素晴らしい弔辞であった。
おそらく彼は大恩人に最期の芸を見せたかったんじゃないかと思う。それはまたひとつの昭和の終わりを告げるものであったのではなかろうか。
ギャグというものがどれほど難しいものか、まるでその才能のない僕には想像すらできない。鋭いセンスと冷静な批評精神が必要なんだろう。
ナンセンスなギャグ漫画というジャンルは赤塚不二夫という一人の天才によって生み出された。
時代は流れてゆく。
それでも彼は言うのだろう。
「これでいいのだ」



   かわいさあまって愛100倍
2008/ 7/21(Mon)
まーとにかく甥っ子がかわいくてしかたがない。
泣き声も最初はみゃーみゃー猫みたいだったが、だいぶん自己主張するようになってきた。それがまたかわいい。
たまに一人でにやにやしながら遊んでいるんだがこれがバツグンによろしい。
そのうち落ち着いたら妹ともども(当たり前だ)岩見沢の家に行くのだが、今からなんだかさみしくてたまらない。
妹が母になり、母がおばあちゃんになり、こうしていのちはつながっていくんだなぁと神秘ということばでは言い表せないなにかを感じる。
僕もいつかいのちのバトンを渡したいと強く思う。



   いのちのこと
2008/ 7/12(Sat)
甥っ子は無事に産まれました。
一昨日退院して早速我が家はフィーバーしている。
寝ているか、起きて腹減ったと泣いているかのどちらかなんだが、たまにかまってやったりするときょとんとした目でこちらを見る。そして見なかったふりをして一人でバタバタしたりする。その仕草が面白い。
甥っ子なので最低でも16分の1の確率で僕と同じ染色体を持っていることになる…のかな?算数が得意ではない僕には分からないが、まぁなんだかやはり血のつながりのようなものは感じるわけだ。
名前を「ユウゴ」という。いずれ日本語がわかるくらいになったら「昔、ユーゴスラビアという国があってね、お前の名前はそこからとったんだよ」と根も葉もないことを植えつけようと画策している。
そして僕も彼に負けないくらい寝ている。

ここしばらくアサコちゃんのことを考えてもいる。
2年前、僕は芝居の本番があってアサコちゃんと最後のお別れをしていない。

そちらの生活はいかがですか?僕はもうしばらくこちらにいてあーでもないこーでもないと路頭に迷っていようと思います。
こちらからそちらにうかがうのはなかなか難しいのでたまにはこちらに遊びにきてください。



   夢であえたら
2008/ 6/29(Sun)
今朝の夢で百瀬氏に「日記を書きなさい」と怒られたので、サボるの大好き人間が携帯をパチパチすることにしたのだ。
今月はなんだかんだと3回も札幌と稚内を往復することになる。この日記は札幌に向かうJRで書いているのだ。
妹がお産のために実家に戻ってきているのだが、骨盤の関係で来月2日に帝王切開することになった。
僕も妹も弟も難産だったらしいが、どうやらこれも家系というものなんだろうかね。科学的根拠はまったくないけれど。
そんなわけで今釧路にいる弟を除き、ひさかたぶりに家族がそろっているという妙な状況になっている。
さて産まれてくる新しい家族はすでに男の子だとわかっているんだが、まだ名前を考えていないらしい。
そして名前といえば僕のきょうだいは妙なもので、というか僕だけ妙にわからない名前であったりする。
ヒロフミは漢字で書くと「敬史」となる。これを一発で読めた人は今までに2人しかいない。だいたいテシロギの「手代木」だって難しいのにそれがあわさって「手代木敬史」となるとちょっとした万葉仮名の世界だ。とりあえずネットで検索するかぎりこの世で唯一の名前のようだ。
母によるとあんまりにも難しい名前にしてしまってこりたので、妹と弟の名前はシンプルになったんだそうな。妹も弟も日本語の読み書きができる人ならば誰でも読める名前なんである。
「敬史」は鑑定士さんにつけてもらった名前なのだが、しかし誰もが読める名前にしようとは思わなかったのかね。
名前にまつわるエピソードは誰しもがもっているとは思うが、とりあえずはこの偉大なる名前に追いつかねばならんなぁとしばしメイソウするのだ。



   稚内生活朝食編
2008/ 5/21(Wed)
父の朝食のメニューはここ数年同じものだ。真似をしているわけではないがなんとなくお腹に負担が少なそうなので真似をしている。
グレープフルーツ、
バナナ、
ヨーグルト、
である。
それから父は颯爽と仕事に出かけ、息子は二度寝をするのである。逆だろ、普通。
今日は雨が降った。
雨の日は外出したくないのだけど、珍しく傘をさして外出した。



   そして宮廷料理人になる
2008/ 4/21(Mon)
王さまはいちにちでてんかをかわいこちゃんにゆずることにした。
そんなわけで週末にパスタの会というのをした。
僕と百瀬氏とで4品ずつパスタを作るという主旨の会だ。
久しぶりに作る料理は楽しく、つまりは何かを作るというのはこれほどに楽しいということなのだと再確認した次第だ。
音楽にせよ、芝居にせよ、料理にせよ、消えゆくものは儚く美しくそして楽しい。そうでなくてはならない。



   王様になる
2008/ 4/14(Mon)
誕生日は百瀬氏宅でお食事会。
宮廷料理人によるおもてなし。お祝いの言葉。愛の溢れる食卓。幸せな時間。
ありがたい。
つまりこれが幸せなんだよというのをふにゃらとしながらしっかり刻みこむ。
ありがとう。
ありがとう。



   明日こそ退院
2008/ 4/ 9(Wed)
昨日はレミケード治療をして、予定はすべてクリアしたから今日にでも退院しようと思ったんだが、諸般の事情により明日に退院することになった。
今回は手術をはさんで3ヶ月。まぁこんなもんだろう。手術がもうずっと前のようだ。
今年に入ってからお酒は封印していたのだけど、先日、とうとう呑んでしまった。なかなかやめられないもんだとか言い訳したりする。でも3ヶ月もガマンするとほんとにお酒はおいしい。タバコもしばらくガマンするとこれまたおいしい。どうしようもないんである。
とにかく、だ。しばらく入院はしないぞ。しなくてもよいはずだ。やっぱり入院というのは非常事態の非日常で日常ではないからだ。病院ならではの日常もないわけではないが、シャバの日常に戻りたい。病気になる前の日常に戻りたい。それがかなわなくともささやかな日常に戻りたい。
なぜなら日常からしか創作は生まれないからだ。特別な体験というのは創作のネタにはなるが、創作を生み出す原動力はこのささやかな日常にある。そのささやかさが何かを発見し何かを生み出すのだ。
もっとも病気すら日常に取り込める精神力があればよい。が、それにはまだまだ修行が足りない。



   延長戦
2008/ 3/27(Thu)
土曜日に退院しようと思っていたんだけど、急遽予定変更。もう10日間ほど入院していることにした。目的はレミケード治療のため。4月半ばに予定していたこの治療を1週間前倒ししてだいたい10日後くらいにすることにしたのだ。別に外来でもできるのだけど、時間のかかる点滴だからできれば入院中にしてしまいたいのだ。他にはすることがないので日中はぶらぶらしていようと思う。
うちの近所に500円でラーメンが食べられる店があるのだが、初めてそこのラーメンを食べてみた。今年の初ラーメンである。味はまぁともかく、ラーメンを食べたというのが嬉しかったりする。
それにしてもラーメンにせよカレーにせよ、おいしいものはだいたいが食べちゃいけないものだったりする。
野菜なんかもそうだ。野菜は繊維の多いものはダメなのだ。乳製品もヨーグルトをのぞいてほぼNG。肉は脂がダメで、入院中は鶏のササミしか出てこない。
魚は割と大丈夫なんだが、どうも生魚はダメっぽい感じがしている。
大丈夫なものの方が少ない。
白いご飯。
豆腐。
白身魚。
ヨーグルト。
かぶ、白菜、大根あたり。
食卓は白いものだらけである。



   そうでっか
2008/ 3/25(Tue)
昨日も日記を書いていたのだけど、書いている途中で眠ってしまって、起きたら文章の鮮度が落ちていたので消してしまった。
退院は今週末になりそうだ。
およそ3ヶ月。今回は特に長い感じはしない。やはり手術というイベントがあったせいだろう。もうその手術からも1ヶ月が経っている。
タイミングとしても今回手術したのは正解だったように思う。
とにかく目標は社会復帰だ。これからの1年間はじっくり休んで、来年の春には大学に戻るのだ。というか戻らないとあとは退学しかないというせちがらい現実もある。
芝居やら何やらにもいい状態で復帰したい。
あれもこれもと欲張りではあるが、やはりものをつくる現場にいるのは楽しいし、身体にしみついていることでもある。
とりあえず来年度の目標は体力の回復と読書の再開である。この2つがかみあったところに大学なり芝居なりがある。



☆Monoceros ver 0.10 by kz island
Edit By *- CGI Cafe. -*